一戸建て税金は毎年いくら?税金の種類と軽減措置・支払い時期を紹介

一戸建てを所有している人が毎年支払う必要があるのが、各種の税金です。ここでは、一戸建てを所有している人のために、所有者が支払わなければいけない税金の種類や支払いの時期、軽減措置などについてご紹介します。

一戸建てを所有している人が支払う税金の種類

一戸建てを所有している人が毎年支払う必要がある税金は、人によって種類に違いがあります。1種類の税金だけを納めれば良い場合もあれば、複数の税金を納める必要がある場合もあります。一戸建てが建てられている場所によって、納めなければいけない税金の数が違ってきます。

どのような場所に建てられている一戸建ての所有者でも必ず納める必要があるのは、固定資産税という税金です。これは固定資産を所有している人に毎年課せられる税金です。ただし、固定資産を所有していても、年の途中から所有を始めた人には固定資産税は課せられません。

固定資産税は、毎年1月1日の時点で固定資産を所有しているかどうかで、納税義務があるかどうか判定される税金です。

その一方で、一戸建ての所有者は都市計画税という税金もあわせて納めなければいけない場合もあります。都市計画税の支払いが必要となるのは、市街化区域に建てられている一戸建てを所有している人です。

一戸建てにかかる税金を支払う時期と軽減措置

一戸建てを所有している人に課せられる税金は、納税しなければいけない時期が毎年決められています。固定資産税は全額を一度の納付するのではなく、総額の4分の1にあたる金額を分納して支払うのが一般的な方法です。

4回に分けて納税をするのは、固定資産税は人によって非常に高額になることもあるため、一括払いが難しいことも多いからです。

具体的な支払い時期は市町村によって違いがありますが、6月・9月・12月・2月の各月に支払い時期がある自治体が多くなっています。都市計画税を一緒に課税される人は、固定資産税を納める時に一緒に都市計画税も支払う必要があります。

支払わなければいけない税金を安くしたい場合には軽減措置を利用することもでき、200平方メートル以下の広さの土地に住宅用の建物が建っている場合には、固定資産税と都市計画税を軽減できる制度を利用できます。この制度を利用すれば、固定資産税は税額が6分の1になり、都市計画税は税額が3分の1になります。

場所によって違いがある一戸建てに課せられる税金の数

一戸建てを所有している人が毎年支払う必要がある税金に関する情報についてご紹介してきました。どのような税金が課せられるかは、一戸建てが建てられている場所によっても違いがあります。